あらためてYoutubeのビジネスモデルについて考えてみた
YouTube
聞いたことがない、使ったことがない人はほとんどいないのではないでしょうか。
仕事や勉強、運転中に音楽を聴いたり、好きなアーティストやアイドルのビデオを見たり、テレビでは流せない長編CM、世界中のおもしろショートムービーを見たりされている方も少なくはないです。
ブロードバンドの通信環境の充実、iPhoneをはじめとするスマートフォンの普及と共に、あらゆる場面で何かと使われ、そして現代の私たちの生活にここ10年くらいで当たり前になったサービスです。
YouTubeの普及した理由は
視聴無料
動画掲載無料
動画のアップのしやすさ
などなど、理由は挙げ切れないくらいあります。 [youtube https://www.youtube.com/watch?v=WJzSBLCaKc8]
YouTubeの主な収入源
「広告収入」です。改めて言うまでもないことかもしれませんが。
動画の再生前、再生途中に数秒~数分程度のCMが自動的に流れます
製品やサービスを広告したい企業は、YouTubeにCM代を払うことで、そのCM枠に動画を流すことができ、視聴者への広告効果が得られます。
その結果、認知度アップからの集客数アップ・売上アップにつなげている、という仕組みです。
ある動画の再生数が1万回だと、単純計算で1万人の人にCMしているということになります
再生回数の多い動画が複数あると、トータルでかなりの宣伝回数・宣伝効果があることは明らかです。
有料サービスYouTube Redとは
YouTube視聴者の中にはCM再生をイヤがる方たちもいます。
そんな方たちへの有料サービスが「YouTube Red」です。
残念ながらまだ米国のみのサービスですが
月額9.99ドルを払えば、広告を表示することなく動画を視聴できるというもの。
サービス内容としては広告が一切表示されないのに加え、
・ダウンロードしてオフライン視聴が可能 ・バックグラウンド音楽として再生可能 ・YouTube Music (旧You Tube Music Key)が無料 ・Google Play Musicが無料
というメリットがあります。
日本でのサービス開始は2016年中を予定されていましたが、サービス提供が遅れているようです。 [youtube https://www.youtube.com/watch?v=A7hnCQDK1Cs]
YouTubeのパートナーであるYouTuber
YouTube上に動画を提供する人たちをYouTuber(ユーチューバー)と呼びます。
様々な動画がありますが、人気の傾向としては
Youtuber本人がネットタレントのように顔を出し、
様々な体験や商品説明などの様子を視聴者にシェアする
それにより、エンターテイメントを世の中に提供している人たちのことです。
に参加すると、自身が提供している動画の視聴回数等に応じて、YouTuber(ユーチューバー)の収益になるという仕組みです。
1回再生されるごとの広告料はYouTubeから公表されてはいませんが、人によって違っていたり、最近だとどんどん低収入化しているようで0.01~0.5円とバラツキがあるようです。
ですが、たとえば仮に、1再生あたり0.1円だったとして10万人に視聴されると
100,000回×0.1円 =10,000円
たかが1万円かもしれませんが、
同じ動画を何回も見たりする人もいるでしょうし、
この視聴者回数規模の動画を複数提供すると加速度的に収入が増えていくこともあるわけです。
この仕組みで、日本人YouTuberでいえば Hikakinさん [youtube https://www.youtube.com/watch?v=vpqA5ifh_28]
ヒカルさん [youtube https://www.youtube.com/watch?v=wJyCYyyKats] などが年収億を超えているわけです。 実際、いるので可能性があると言えますが、このプログラムが公開された当初にこの状況になると想像ついた人はどれだけいるんでしょう。
先見の明があったのか、たまたま取り組んでいたらこうなったのか、どちらにしても素晴らしいですね。
YouTubeが売上を上げるには
YouTubeが広告収入や有料サービスからの収入を増やすには、ユーザー数を増やすことです。
では、YouTubeはどうやってユーザー数を増やしてきたのか?
魅力的な動画を数多く提供するYouTuberを増やすこと。
そのためのMCN(マルチチャンネルネットワーク)です。
MCN(マルチチャンネルネットワーク)はYouTuberがより魅力的な動画を数多く提供するサポートをしてくれます。
有名なMCN(マルチチャンネルネットワーク)といえば
があります。
MCN(マルチチャンネルネットワーク)のビジネスモデルについては次に続きます。