YouTuber ビジネスモデルラボ

YouTuberは果たして『儲かる』仕事なのか?ビジネスモデルについて徹底的に研究します

YouTuberはテレビ業界の敵なのか!?

「テレビは見ません。代わりにYouTubeを見ます。」

若者を中心にこういう増えているという話を聞くことがよくあります。

 

このような事態を踏まえて、坂上忍さんのように、

YouTuberは敵

という人もいます。

(5月)15日放送の「好きか嫌いか言う時間」(TBS系)で、坂上忍がYouTuberの存在を、芸能人の立場から危険視した。 番組では「子どもの憧れYouTuber 聞きたいことを聞く時間」と題して、スタジオにはYouTuberやニコニコ動画配信者らを招き、司会の坂上ら芸能人と討論を繰り広げた。 パネリストの渡辺満里奈ブラックマヨネーズ吉田敬の子どもがYouTubeに強烈にハマっている話を踏まえ、坂上は「今の子どもたちが、僕ら世代になったときにヤベエのかなって、急に思い始めてきた!」とYouTubeがテレビにとって脅威になることを語った。 そして「ということは、僕ら(芸能人)にとったら敵ですよ!」 引用) 坂上忍 Youtuberの台頭を危険視「僕らにとったら敵」

 

果たして、

YouTuberはテレビ業界や芸能人にとって敵なのだろうか?

 

テレビとYouTuberがコラボ

知らない人はほとんどいないであろうフジテレビの朝の情報番組『めざましテレビ』(毎週(月)~(金)5時25分~8時放送)。 その『めざましテレビ』の人気コーナー「ココ調」にYouTuber総チャンネル登録者数日本No.1、レビューやビートボックスで子供たちに圧倒的な支持を得ているHIKAKINが定期的に登場する事が決定しました。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=uxRqy48G-K0]

 

そのHIKAKINとフジテレビのチーフプロデューサーのコメントは下記になります。

HIKAKIN 「小さい頃から見ていた『めざましテレビ』にコーナーを持てるということ、光栄に思います。いつも通りのHIKAKINで朝からみなさんを少しでも笑顔に出来たらうれしく思います!みんなみてねー!」 チーフプロデューサー・渡邊貴(フジテレビ情報制作センター) 「いま子供たちの間でカリスマとなっている人気YouTuber達。『めざましテレビ』にとってYouTuber達の人気はもはや見逃す事のできない現象となっています。その中でも子供たちに絶大の人気を誇るHIKAKINさんですが、『めざましテレビ』の“ココ調”とは、視聴者が興味のあることを徹底的に調べるという共通点があると思います。“ココ調”が得意とする社会現象ネタをHIKAKINさんが斬るとどうなるのか?HIKAKINさんと一緒に調べたら何が生まれるのか?HIKAKINさんとコラボすることで、“今、話題になっている社会現象”の分析がより深いものになれば、子供から大人までが楽しめる企画になるのではと期待しています」 引用) 【フジテレビ公式】ネット界のスターHIKAKINが登場!

 

また、関西の人気YouTuberヒカルは欅坂46出演のドラマに共演しています。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=BwaOrEGlsaE]

というように

YouTuber側・テレビ局側、それぞれ敵ではなく、むしろ共同でやることにより、よい番組提供をしていこうとしています。

 

まとめ

YouTuberはテレビ業界の敵なのではなく、むしろ一緒にメディアをつくっていく強い味方として受け入れられています。

YouTuber側はテレビの視聴者のチャンネル登録が見込め、テレビ局側は普段テレビをあまり見ないであろうYouTuberのファン層を視聴者として取り込めるため、ビジネス的にお互いにメリットがあります。

今はテレビでは出来なくなった内容も、YouTubeでは表現できたりすることもあり、芸能人の方の中にはテレビに出演しつつ、YouTuberとしても活動している人たちもいます。

YouTuberが所属しているMCN(マルチチャンネルネットワーク)も、テレビ業界とのコラボする仕事も斡旋していく方向性のようで、これからますますテレビでYouTuberを見る機会が増えていくことでしょう。