3億円の資金調達!インフルエンサー支援プラットフォーム「BitStar」の今後の展望とは!?
2017年6月19日にインフルエンサー支援プラットフォーム「BitStar」を運営する株式会社Bizcastが3億円の資金調達をしました。
BitStarとは
『YouTuber』と
『YouTuber へのプロモーションを依頼したい企業』との
マッチングプラットフォームです。
特定の MCN(マルチチャンネルネットワーク)などに所属していない YouTuber を1,500人以上擁しており、彼らのフォロワー数の合計は8,000万人を超えます。
BitStarに有力YouTuberが集まる理由は
一般的な MCN では、YouTube 月額広告収入の20%程度を手数料として支払うところを、
BitStar は
・登録無料
・案件提供はもとより、確定申告や露出支援などの付随サービスを提供
というメリットがあるからです。
どの YouTuber にどのような案件を紹介すると効果が得られやすいか、YouTuber とクライアントの両方を満足させられるかなどの条件をもとに、Bitstar 上でのマッチングを成立させます。
YouTuberによる動画配信実績は1000本超。クライアントにはDMM.comやミクシィ、ディー・エヌ・エー、バンダイナムコ、スクウェア・エニックスといったゲームのプラットフォーマーやメーカーに加え、銀座コージーコーナー、デニーズ、リクルート、ユニチャーム、エステー化学など、さまざまな業種の大手企業の名が挙がっています。
しかも、クライアントからのリピート率は51%に上るといいます。
資金調達の目的は?
資金調達の目的の1つとして、今後ますます需要の増えるYouTuber(インフルエンサー)の発掘、育成、マネージングの強化が挙げられます。
また、JTB 国内旅行企画が運営する国内旅行主力商品「エース JTB」で BitStar を利用していることからJTB 国内旅行企画と協業することも明らかにしています。
エース JTB では、BitStar を利用した YouTuber の起用により、サイト上での滞在時間が4倍、1日の PV 数が最大で7倍にまで増え、若年層へのアプローチが可能になったことを高く評価しています。
親会社にあたる JTB は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を見据えた、観光インバウンドや日本企業の海外プロモーション支援での協業を進めるとしています。
余談ですが、
グローバル・ブレインさん※は、非常に投資意思決定が速くて、今回の資金調達は数週間で決まりました。(株式会社Bizcast CEO 渡邉拓氏) 引用元:pediaインタビュー記事
とのことです。早いですね。
※グローバル・ブレインは資金調達元
まとめ
今回、Bizcastは3億円もの資金調達をしましたが、勝算ありとみなした訳です。
インフルエンサーマーケテングの可能性、JTBと協力した2020年オリンピックに向けた海外からのインバウンド戦略を考えると頷けますね。